32歳、無職、パパになる~ダメ男でも月収100万円~

はじめまして。

 

自由をこよなく愛する旅人、「なかぴ」です。

 

こんなんでも、一応社長です。

 

愛する妻と子供がいます。

 

そんな、ビジネスマンです。

 

このブログでは、ビジネスに関する事、つまり、お金稼ぎについてを書き綴っていきます。

 

僕のようなダメな男でも、意識を変えてビジネスに取り組む事さえできれば、月収100万はいくんです。もちろん、100万は通過点でしかありませんけどね^^

 

ここから先は、妻が妊娠した当初、無職だった僕が書いた記事なんです。

 

ある種の宝物ですので、第一回のこの記事に、投稿させて頂きます。

 

お読み頂けたなら、幸いです。

 

【32歳、無職、パパになる】
 

そりゃーさ、生理が来ないって知らされた時は焦りましたよ。
 

もちろんね、一緒になろうとは思っていました。でもね、今じゃない。今はまだタイミングじゃないって。いつも、そう思ってました。
 

それで、検査薬を買ってさ。トイレから戻る彼女を部屋で待っていたのよ。
 

部屋のドアが開いた時、少しだけ見えた彼女の表情から、伝わってきましたね。
 

なんていうのかな、注射を打たれる時の、周囲に緊張感が伝わる、あの強ばった表情。そんな感じの顔をしているんだもの。
 

そりゃーさ、あ、これは出来ていたなって。普通は思うでしょ。
 

それにさ、妊娠していなかったらきっと、すぐに何か話し出すでと思うんだよね。「やっぱり、ただ生理が遅れてるだけみたい」とかね。でもね、無言なの。
 

でね、やっぱり検査薬にはしっかりと赤い線が入ってんの。
 

出来ていたのよ、子供が。
 

こちらもね、動揺しちゃってんの。
 

だけどね、子供の為に、彼女の為に、喜んであげなきゃって。
 

いやいや、もちろんね、目茶苦茶嬉しいんですよ。
 

でも、ほら……俺、無職じゃん?
 

正直さ、不安で、今すぐにでも吐いてしまいそうだったわけよ。
 

養えるのか?養っていけるのか?ってさ。
 

でも……頑張った。不安な気持ちを無理矢理、外に放り投げてね。
 

喜びの気持ちだけで全身を覆ってやったんだ。
 

確かに、その場凌ぎではあったかもしれないけど。
 

それでも、抱きしめた。大声で喜んだ。彼女はきっと、俺よりも不安だ。だって、俺は無職なんだから。
 

先々月まで働いていた職場を辞めてさ、それから、なかなか思うように進まなくて。んで、まだ無職なの。
 

まいったよね。まいったよ。
 

でもね、俺は覚悟を決めました。
 

彼女と子供を、世界一幸せにしてやるぞって。
 

そんでね、昨日、産婦人科に行ってきたのよ。初めてだからさ、なんか凄く不思議な感じ。自分には縁のない場所だと思っていたんだろうな。
 

あ、そうそう。彼女は実家に住んでるんだけど、ご両親はとても喜んでくれたよ。これには助かった。93歳の婆さんも、泣いて喜んでくれた。
 

話を戻そう。病院ね。俺もさ、一緒に先生の話を聞くのかと思っていたのよ。
 

でもね、『男性進入禁止』だって。
 

笑っっちゃうよね。なんかもっと違う書き方はなかったのかね。
 

俺も診察室に入りたかったよ。
 

よくドラマであるじゃん。先生が微笑みながらさ、「おめでたです」ってやつ。あれ聞きたかったんだよね。
 

「おめでたです」って言われたら、全力で喜ぶ準備と、シュミレーションまでばっちしだったのにさ。立ち入り禁止でやんの。
 

そんでね、一時間もしたら彼女が戻ってきたのよ。
 

写真を二枚手にしてさ。
 

妊娠五週間目で、お腹には袋が作られていたよ。全体図の写真と、袋部分のズーム写真。その二枚だね。
 

なんだろうね、あの感じ。もう、目茶苦茶、不思議なの。
 

え、このアホ面かました女のお腹に赤ちゃんいるの?って。
 

もちろん、世界一可愛い、大好きなアホ面女だけど。
 

彼女はさ、30歳のくせして完全に鼻垂れ小僧なわけよ。アホなの。
 

ま、俺ほどではないけどさ。
 

何はともあれ、正式に妊娠が発覚したわけだ。
 

安定期に入っていないから、まだまだ安心できないらしい。
 

それでも、彼女の実家に戻ればパーティーだよパーティー。お肉にお魚、そしてケーキ。美味いなんてもんじゃないぜ。幸せそのものだ。
 
 
 

でもいいの?
 
 

俺、無職だぜ。
 
 

ははははは……。
 
 

さて、この文章。なんで書いていると思う?
 

これはね、自分への挑戦だ。
 

言ったでしょ、彼女と子供を、世界一幸せにしてやるぞって。
 

だからつまり、「アメリカンドリームか!」って、タカトシのトシにさ、突っ込んでもらえるような、
 

すげー物語をいつかインターネット上に刻むの。刻みたいの。もちろん、真実の物語をね。
 

ちなみにね、貯金なんてないよ。0じゃないけど、20万しかない。今後すぐに減っていきそうだし、これ、ほぼ0でしょ。
 

それとね、よくわかんないけどさ、インターネット上に物語を刻むって事は、知らない誰かが観てくれるかもしれないでしょ?
 

その人がさ、もし、今の俺と同じ境遇だったらさ、きっとこの文章がお役に立つじゃん。「あ、自分よりダメな男がパパやってるよ」って。
 

そうなるといいな。
 

そして、有言実行した時、トシの代わりに、そんなあなたに突っ込んで貰えたら嬉しいよね。
 

ところで、ねぇ、あなたはさ、俺は今後、しっかりやっていけると思う?
 

正直、どう思う?ぶっちゃけ、微妙だよね。
 

俺はね、めちゃくちゃ不安で仕方ねーっすよ。
 

社会保険にも入ってない。国民健康保険も市民税も、そして区民税も滞納してる。
 

若い頃に作った借金だってある。
 

他人に作られた借金だってあるんだ。むしろそっちの方が額がデカいってなんやねん。
 

クズ過ぎるだろ(笑)……いやいや、笑えねーんだけどさ。
 

それにしても、このブログさ、いつ終わるんだろうね。
 

子供が二十歳になるまで続けたら、それってすごくない?……あぁ、続けたい。続けたくなっちゃった。
 

続けていこうかな。
 

還暦を無事に彼女と迎えたとき、このブログを一緒に見直したいね。
 

ちなみにね、ついさっき、俺は彼女の前で泣いてしまったんだ。
 

それは、嬉し涙でも悲しい涙でもない。
 

あまりの不安から溢れでた涙だよね。
 

生理が遅れてるって事実が、深刻化し始めたのが5日くらい前かな。
 

それから、俺の中でも様々な葛藤があったわけよ。
 

正直ね、最初はなぜか落ち込んだの。「まじかよ……」って。
 

でね、三日目には「そんなんじゃいけない!がんばろう!」って覚悟が決まっててさ。
 

それで、妊娠発覚してさ。とにかく、弱気な自分は隠してたわけ。
 

前向きな、強い自分を演じてたの。
 

その我慢の糸がプツンと切れてしまったんだろうね。
 

リビングでのパーティーが終わってさ、部屋に戻って、彼女と二人で踊ったの。
 

躍りといっても、カッコいいやつじゃないよ。昔からよくやってる、腰をフリフリするヘンテコダンス。
 

そんな踊ってる彼女を見て、泣いちゃったんだ。可愛かったんだよ、アホ面の彼女が。
 

そしたら、彼女もボロボロと泣き出した。
 

きっと、彼女も不安だったんだ。
 

お互いに泣きながら、抱き合った。
 

そしたらさ、彼女が言ったんだ。
 

「やっと距離が近づいた。やっと体がくっついたね」って。
 

なんでもね、生理が遅れてから、今の今まで、抱きしめた時に距離を感じていたらしいんだ。
 

いつものような、包まれた安心感がなくて、お腹の辺りに寒い空間、隙間があったんだって。
 

それが、やっと埋まったみたい。
 

お互いが強がっていたから、隙間があいたんだ。
 

本当はね、俺もその隙間を感じてた。
 

でも、確かに今、埋まったね。
 

さてさて、涙も乾いてすっきりしたし、とりあえず、派遣にでも登録しようかね(笑)
 

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以上になります。

 

こーんなダメ男でも、妻を守りたい、これから生まれてくる子供を守りたい、そんな強い気持ちを抱く事で、3ヶ月で月収が100万円を超えました。

 

僕は中卒ですし、バカです。それでも出来ました。

 

あなたにも出来る。

 

今、ここまで書いていてはっきり解りました。

 

このブログを書く意味が、はっきりと解りました。

 

全国のダメ男、ダメ女の皆さん。

 

あなたにも、お金はしっかりと稼げます。

 

つまり、過去の僕と同じように苦しんでいる人を、勇気づけてあげられる、

 

そんなブログにしていこう。それがいい。そうしよう。

 

ではでは、「なかぴ」でした。

 

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